家族経営の小さな工房で
代々受け継がれる職人の技。
効率より 美味しさを大切に、
伝統的な手法でパスタを作り続ける
パスティフィーチョ マシャレッリ
(Pastificio MASCIARELLI)
アゴスティーノ・マシャレッリ
(Agostino Masciarelli)
アブルッツォ州 プラートラ・ペリーニャ
(Abruzzo, Pratola Peligna)
*Pastificio=パスタ工房
天然の湧き水と厳選した小麦
1867年創業、家族経営の小さなパスタ工房、パスティフィーチョ・マシャレッリ。効率よりも美味しさを大切に、伝統的な手法でパスタを作り続けています。大量生産のパスタは、グルテンが強く、扱いやすいカナダ産の小麦を混ぜることが多いそう。イタリア産小麦100%で美味しいパスタを作るには、熟練された職人の技と経験が必要となります。名水で有名なアブルッツォ州。山脈の国立公園のふもとにて、山麓の湧き水と厳選した小麦のみを使っています。
こだわりのブロンズ鋳型
ブロンズ鋳型でパスタを抜くことで(ブロンズダイス)表面がざらざらとし、ソースが絡みやすくなります。扱いやすいテフロンなどの型ではなく、手間ひまを惜しまず、美味しさを追求し続けています。
ブロンズ鋳型で抜かれたパスタは、小麦の風味がしっかり残るよう、大量生産の4倍以上もの時間をかけて低温でじっくり乾燥しています。ていねいに、少しずつ。こうすることで、小麦の美味しさを感じる極上のパスタが出来上がります。乾燥室がいっぱいになるため、パスタ作りは週に2回のみ。自動化されていない工房では、日々、異なる湿度や温度、小麦の状況を、職人の経験と技術で判断しています。夜中に一度起きて、パスタの乾燥状態をチェックするほど。愛情をたっぷりと注いでいます。
手間と愛情をかけて作られる
職人のパスタ
伝統製法で、手間と愛情をかけて作られる職人パスタは、小麦そのものの美味しさが感じられるパスタです。 またしっかりとしたコシがあり、少しぐらい茹ですぎてしまっても、自然とアルデンテが保たれ、冷めても美味しくお召し上がりいただけます。