太古から続くオリーブの大地、プーリア州より。
家族のために生まれた
自然と人にやさしいオリーブオイル
ラ・クチネッタ オリーブオイル
プーリア州 グラヴィーナ・イン・プーリア
(Puglia、Gravina in Puglia)
歴史あるオリーブの大地 プーリア
南イタリアはプーリア州に位置するアルタ・ムルジャ。この地は6000年前からオリーブの木々があったといわれています。太陽がさんさんと降り注ぐこの平野に、ラグーソのオリーブの木々があります。5000万本以上におよぶオリーブの木々を誇るこの地は、地球上のオリーブ栽培地の約3.8%が集約されています。
プーリア州は、イタリアのオリーブオイル生産量の50%以上を誇ります。その中でも、フラントイオ・ラグーソが位置するグラヴィーナ地域は、オリーブオイル作りに適した風土といわれています。この地で穫れるさまざまな品種の特性を大切にし、独自にブレンド。ラ・クチネッタでご紹介しているオリジナルブレンドは、よりまろやかで洗練され、いろいろなお料理とよく合います。
家族のために生まれたオイル
ラグーソ家のオリーブオイルのはじまりは1894年。もともとは、プーリアのグラヴィーナ地域で働く農夫達、そしてその家族のために、と作られたオイルが始まりでした。以来、4世代にわたりフラントイオ(搾油所)を営み、有機栽培に長く取り組んでいます。生産量ではなく、美味しさと品質を重視するラグーソ。土壌にそら豆を栽培し、花が咲く時期に土壌に取り込むことで肥料としています。化学肥料などは一切使用せず、自然のサイクルの中で、オリーブの木々を健やかに成長させることを何よりも大切にしています。
高品質オリーブオイル 酸度0.2%
カーサ・モリミでは、毎年その収穫年の優れた品種で日本の食材に合うようにラグーソさんにブレンドをしていただいています。ラグーソ家は、オリーブの木々の剪定、収穫のタイミング、圧搾など、オリーブオイル作りのすべての工程に精通しています。オリーブオイルは、収穫したオリーブの実をいかに早く搾るかが、品質を決める大切な鍵。自社の搾油所を構え、収穫したばかりのオリーブの実を一早く搾ることで、秀逸な品質と風味の豊かさを実現しています。さまざまなオリーブの品種がありますが、それぞれに保管され、その都度、目的に応じてブレンドされます。
プーリア州のオリーブオイルは、コラティーナという、辛みと苦みが際立つオリーブオイルが特徴ですが、ラグーソの地域には、やわらかく繊細なオリーブの品種が多く存在します。うまくバランスを取ることで、素晴らしい風味のオリーブオイルが生まれるのです。